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本書は、2002年に東京・銀座に開廊したギャラリー厨子屋の20年の歩みをまとめた記念書籍です。
 

第一線で活躍するデザイナー・工芸家の創作への想いや、製造に携る職人のインタビューとともに、厨子や仏様など、作り手の想いが伝わる作品を数多く掲載しています。

このほか、思想家・人類学者の中沢新一氏、俳優・タレントのサヘル・ローズ氏からもご寄稿いただき、現代の祈りを考える一冊となっています。

【構成】

Ⅰ　これからの「祈りのかたち」を創る

・内田繁が提示した厨子　

・ギャラリー厨子屋の企画展　全25回の記録　

・格別なる表現から生まれた「祈りのかたち」　伊藤慶二／福森雅武／内田鋼一　

Ⅱ　これからの「祈りのかたち」を受け継ぐ

・アルテマイスターの工房厨子　

・厨子屋開廊20周年記念モデル　

・アルテマイスターの系譜を会津の他に探す　

・「確かなモノづくり」を担う人たち　

Ⅲ これからの「祈りのかたち」を考える

・3回の「２０周年記念企画展」から　

・記念トークイベント採録　

・あとがき　丁寧に生きるための見守り番として　

［寄稿文］

・中沢新一「人間は祈ることをやめない」　

・サヘル・ローズ「祈りを心の安定剤に、一歩踏み出す勇気をもって」


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